猫のいる環境で妊娠、出産、子育てした、猫派のワーママによる、体験談と注意事項をまとめました!その記録、今回は出産後です。
妊娠中と家族構成、内容の注意点などは、その1を確認ください。
Contents
猫と赤ちゃんが一緒に暮らす際に注意すること
猫にも赤ちゃんにも、少しだけ配慮が必要だ、ということを念頭に置きましょう。
猫の性質、赤ちゃんの性質・体質によると思いますが、我が家はお互い仲良し、ではないものの適度な距離感をもって暮らしています。
赤ちゃん、ではなく子供になる頃には、良好な関係を築けています!
ただ、赤ちゃん時代には、やはりストレスもあったかな、と思いますので注意点を記載します。
猫に対して気をつけたいこと
基本的に猫は赤ちゃんのことは嫌いです(たぶん)
我が家の猫からみた赤ちゃんは
「急に泣くからキライ。でも皆が大切にしているし、赤ちゃん(弱い存在)だから攻撃できないにゃ」
と思っているようでした。
実際、猫が赤ちゃんを攻撃することは1度もありませんでしたし、少し大きくなってじゃれていても、全くツメをたてたり甘噛することもありません。(大人と遊ぶときは、うっかりツメをたてますし、甘噛をしています)
赤ちゃんとの同居によるストレス
前述の通り、ストレスは大きいと思います。
生後まもなく、里帰りから帰った頃は夜泣きをしていたので、耐えているのがよくわかりました・・・。
生後半年ぐらいまでは、リビングには渋々いましたが、極力別の部屋で過ごすことを(猫が)していました。
ただし、夜泣きからやっと寝た瞬間に、「寝たね。じゃ、次は遊ぶよっ」と言わんばかりに猫じゃらしを持ってきていました(笑)
猫と赤ちゃんは仲良くなる?
よく、赤ちゃんと仲良しの猫、という写真や動画をみますが、実際そんなことはありませんでした。
一緒に寝てくれません。猫の方が避けてました。
性格次第だと思います。
ただ、急に泣いたり奇声を発したりする年齢を過ぎたあたりからは仲良くなりました。
赤ちゃんに対して気をつけたいこと
赤ちゃんは容赦ありません。猫への攻撃もありますし、猫の排泄物をさわったり口にする可能性もあります。
赤ちゃん対策は親がするしかありませんので、順に確認していきましょう。
初めての出会い
赤ちゃん出産後、我が家の場合は1ヶ月程で再会しました。
できれば赤ちゃんは別の人に抱っこしてもらって、久々の再会をしたほうが良いとされています(喜びのあまり飛びかかる、等を防ぐため)
我が家の場合は、基本スリスリタイプなので、そこは気にしていませんでした。
ただ、一番に挨拶をして、赤ちゃんを紹介しました。
猫の方は、恐る恐る匂いを嗅いで、嗅いで、嗅いで・・・去っていきました(笑)
衛生面での注意点
赤ちゃんがいるだけで、基本的には掃除などには気をつかうと思います。
注意すべきは、2つ。
赤ちゃんのテリトリーに猫が入らないようにすること
猫のご飯やトイレに赤ちゃんが入らないようにすること
あとは、きちんと掃除をして、猫のブラッシングをこまめにしていれば問題ないと思いますよ。
うちは、時々赤ちゃんの布団に猫がいましたが(汗)概ね上記の感じで問題はありませんでした。
アレルギーになりやすい?
猫がいる=アレルギーを起こす可能性が高まる、というのは嘘です。
子どもの頃から動物と接している方が、アレルギーになる可能性が低い、という研究結果もあります。
あまりきれいな所で生活すると、アレルギーになりやすい、というのも聞きますよね。
猫のアレルゲンはフケと唾液だそうです。毛ではないので、長毛・短毛といった種類はあまり関係無いかもしれません。
猫のせいでアレルギーになる、という可能性は低そうですが、アレルギー体質の子供だった場合は、猫が負担になることもあるでしょう。
その際は、猫以外のアレルゲン(ハウスダストなど)に対する対策をしっかりし、場合によっては他に猫を飼える方をしっかりと探してください。
攻撃されないようにする
我が家の場合は、全く攻撃されませんでした。
猫の性格によると思います。
ただ、赤ちゃんは急に奇声を発したり、大きくなると力いっぱいしっぽなどを掴んだり、という可能性があるので、攻撃されてもおかしくはありません。
(でも、猫はけっこう賢いので、イヤでもうまくかわす可能性も高いですよ)
周りに大人がいる時にしか、近づけないようにする、といった対策が必要だと思います。
猫と赤ちゃん&妊婦の同居によるメリット
ここまでデメリットを記載しましたが、メリットもたくさんあります。
特にメンタル面では、猫に助けられることも多かったので、個人的には猫との子育てをオススメしています。
母(妊婦)のメリット
とにかく、癒しになります。
特に産後、育休中で子どもと2人きりの間、唯一の話し相手です(暗い・・・)
どちらかというと「うるさい、はやく何とかしろよっ」という感じが否めないですが、赤ちゃんが寝た時に「グッジョブ!」と労ってくれるのも、猫です。
赤ちゃんのメリット
中には赤ちゃんをあやしてくれる猫、というのもいるそうですが、我が家の猫はそうではないため、特に赤ちゃん時代にメリットはありません。
ただ、大きくなるにつれ、一緒に遊ぶようになりますし、お手伝いとして猫にご飯をあげたり、掃除をしたり、ということもさせています。
そういったことをさせることで、生き物を飼うということの大変さも少しは学べているかな?と思います。
猫の(たぶん)メリット
強いていうなら、しつこく遊んでくれるのは子供。
守るべき存在ができた、舎弟ができた、というところでしょうか。
基本的には、我が家の場合は大歓迎ではないけれど、ま、家族でもいいかなという感じの態度ですね。
まとめ
猫がいる場面での妊娠&赤ちゃんとの生活にかんして、ネガティブ情報が多いですよね。
注意するべき点はありますが、結論としてはそれでもいてよかったな、という感想です。
つら~い産後、一番の話し相手は猫でした。(日中の話し相手は猫です)
子供が大きくなった今は、子供が猫を溺愛しているのが、すごく嬉しいです。