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丈夫な骨を作ろう!機能性表示食品の「うんしゅうみかん」は子供のオヤツにも最高!

突然ですが、うちの息子(6歳)と私は、無類の果物好き。
小さい頃から、四季折々の果物を食べ続けています。

こりこまま
こりこまま
果物って、まあビタミンCや食物繊維が豊富そうだし、お菓子より体に良さそう、というイメージ。

私もその程度の認識だったんだけど、ふと調べてみたら、いつも食べているあの果物のパワーを知ったので、ぜひともオススメしたいと思い、紹介していきます!

子供のオヤツには果物、とりわけ、みかんがオススメ!

みかんを積む子供

おすすめしたい果物、それは“みかん”なんです。

こりこまま
こりこまま
みかん?想像以上にお手頃なフルーツよね。

そう、冬になると実家に箱で届いていることも多い、みかん。

りこまま
りこまま
おやつに食べるのも、皮を剥く手間もなくて楽ちんよね。

さっそくですが、子供のフルーツの摂取目安は下記の通り
食べすぎにも注意してくださいね!
1-3歳未満で100g
3-6歳未満で150g

普通のみかんの可食部からすると、100gで1.5個ぐらいなので、6歳のわが子は他のフルーツも食べることを考慮すると、1~2個ぐらいですかね。

りこまま
りこまま
とはいえ、フルーツはお菓子の1/10程度のカロリーで、糖質の吸収も穏やかな分、食後の満腹感も持続するので、おやつには最適ですよね。

ふるさと納税やりたい方はこちら↓

子供の骨の成長に必要なものとは?

突然ですが、子供の成長の中で骨は丈夫にしておきたいですよね!

そのために必要な栄養素といえば、カルシウムが一番に思いつきますが、実はカルシウムだけではダメなんです。
それを「カルシウム・パラドックス」といって、カルシウム以外の栄養摂取も大切なのです。

WHO(世界保健機関)とFAO(国連食糧農業機関)が2003年に発表した「Diet, Nutrition and the prevention diseases」によると・・・
動物性タンパク(肉類のこと)を過剰摂取すると含硫アミノ酸が代謝性アシドーシスを誘発。(体内のpHが通常より酸性になってしまうこと)
それにより、骨吸収が盛んになるとのこと。(骨は骨吸収(破壊)と骨形成(作る)のバランスで成り立っている)
予防としては、カリウム、カルシウム、マグネシウム等のカチオンの摂取が重要で、果物や野菜によって、この代謝性アシドーシスを平衡化する。

りこまま
りこまま
ちょっと難しいですが、肉ばっかり食べて野菜や果物を食べないと骨がもろくなっていくよ、ということですね。

子供に対してはどうなの?というところですが、こんな報告もありました!

アメリカの思春期発達段階の女児56名を対象とした、食生活と骨密度の関係
毎日3サービング以上の果物と野菜を食べる女児(おおよそ1サービングが野菜なら70g,果物なら100g)はそうでない子供に比べて骨密度が優位に高い。
また、尿中カルシウム排泄量や上皮小体ホルモンレベルも低いため、子供の成長期において健全な骨の発育に野菜・果物の摂取は重要である。
Tylavsky F.A. et al. (2004) Fruit and vegetable intakes are an independent predictor of bone size in early pubertal children. Am. J. Clin. Nutr. 79(2):311-317.

それ以外にも海外で子供を対象とした疫学調査報告がいくつかあり、どれも果物の摂取が子供の骨の発育には重要だ、という結論です!

まとめると、子供の『骨育』にはカルシウムだけでなく、適度な野菜や果物の摂取が良い!ということなんです。

こりこまま
こりこまま
さ、急いで果物買ってきます(笑)

骨粗鬆症にも効果的!みかんが機能性表示食品?

こりこまま
こりこまま
果物が丈夫な骨を作るのに良いのはわかったけれど、なんでみかんなの?
りこまま
りこまま
みかんをオススメするのには、ちゃんと理由があるの!
昔から冬にの定番フルーツ『温州みかん』には消費者庁がエビデンスを認めた機能性表示食品の許可を得たみかんがあるのよ!
しかも、そのエビデンスが骨を丈夫にする、なのよ!

『みかん』が機能性表示食品?では、ちょっと詳しくみていきましょう。

機能性表示食品とは?

機能性表示食品って知っていますか?
消費者庁の管轄する制度で、食品の効果効能を企業の責任において記載できる、というものです。
少し前から、トクホ以外の商品でも血糖値やコレステロールへの効果を記載してある商品、目にしたことありますよね?

↓私の食べすぎたときの心の支え、ファンケルのカロリミットも機能性表示食品!

こりこまま
こりこまま
特定保健用食品(トクホ)は国の審査を受けているので、トクホの簡易版といった感じです
りこまま
りこまま
とはいえ、機能性表示食品の効果効能についても、きちんとした試験や論文が必要となるため、信頼性は高いんですよ。

トクホのこれまでの問題点と機能性表示食品制度による問題点の解消
(100%りこままの意見)
・費用がかかるので大企業以外は手出しが出来なかった
⇒中小企業でも機能性表示なら取得が可能
・特定の効果しか標榜できなかった(審査クリアができない)
⇒自由に効果を記載できるようになった(程度はありますが)

機能性表示食品やトクホの研究にバイト感覚で参加することができるんですよ!
お小遣いが欲しい人や最近健康診断していない人は是非やってみてください↓↓

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機能性表示食品のみかん一覧

りこまま
りこまま
機能性表示食品として認められているみかんは、いくつもあります。

下記に届け出のあるみかん(すべて温州みかん)をまとめて見ました!

機能性表示食品(温州みかん)消費者庁への届出状況(令和3年5月10日現在)

三ヶ日町農業協同組合 三ヶ日みかん( β-クリプトキサンチン)
とぴあ浜松農業協同組合 とぴあみかん( β-クリプトキサンチン)
清水農業協同組合 清水のミカン ( β-クリプトキサンチン)
南駿農業協同組合 西浦みかん( β-クリプトキサンチン)
広島県果実農業協同組合連合会 広島みかん( β-クリプトキサンチン)
ありだ農業協同組合 有田みかん( β-クリプトキサンチン)
紀南農業協同組合 紀南みかん( β-クリプトキサンチン)
藏光 俊輔 藏光農園ゆらわせみかん( β-クリプトキサンチン)
森 幹也 森隆みかん( β-クリプトキサンチン)
瀧本 雅史 瀧本農園温州みかん( β-クリプトキサンチン)
大井川農業協同組合 大井川みかん( β-クリプトキサンチン)
ハイナン農業協同組合 ハイナンみかん( β-クリプトキサンチン)
ながみね農業協同組合 ながみねみかん( β-クリプトキサンチン)
静岡市農業協同組合 JA静岡市青島みかん( β-クリプトキサンチン)
井上信太郎 善兵衛農園温州みかん( β-クリプトキサンチン)
伊藤農産 有田みかん( β-クリプトキサンチン)
三ヶ日町農業協同組合 三ヶ日みかん(GABA・ β-クリプトキサンチン)
株式会社乃万青果 のま青果のみかん
小澤光範 みかんのみっちゃん農園のみっちゃんみかん( β-クリプトキサンチン)
松坂進也 まつさか農園有田みかん( β-クリプトキサンチン)
富士市農業協同組合 富士みかん( β-クリプトキサンチン)

三ヶ日みかんは、GABAとβ-クリプトキサンチンの2つで申請をとっていますが、それ以外はβ-クリプトキサンチンのみですが、たくさんありますね~。


機能性表示食品としての『みかん』の驚くべき効果!


機能性表示食品として申請済みの栄養素は「β-クリプトキサンチン」「GABA」になります。

取得している効果の記載としては下記のように記載があります。
◆β-クリプトキサンチン
β-クリプトキサンチンは骨代謝のはたらきを助けることにより、骨の健康維持に役立つことが報告されています
◆GABA
GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能が報告されています

GABAはお茶やそれ以外でも、よく見かける機能性表示成分なので、今回はみかんのβ-クリプトキサンチンに注目しておきましょう!
ちなみに、GABAなら↓カゴメのトマトジュースが機能性表示食品として有名でオススメ。

β-クリプトキサンチン


温州みかんには、100gあたり1,800μgのβクリプトキサンチンが含まれています。
※みかん100gはMサイズ1個半程度
ちなみに、1880μg=1.88mgのことです。これを踏まえて文献をみてみましょう!

機能性表示食品 β-クリプトキサンチンのシステマティックレビュー(論文を分析したもの)より抜粋がこちら。
132名(男性29名、女性103名)の健常者に対する3報の群間比較試験を分析した結果、β-クリプトキサンチンを1日0.3~6㎎、2~3か月摂取することで、骨代謝マーカーの変化(骨形成マーカーの上昇と骨吸収マーカーの低下)が確認され、β-クリプトキサンチンの継続摂取は、骨の健康維持に有効であると考えられた。

簡単に言います!

りこまま
りこまま
骨は常に壊れて、作られて・・・を繰り返しています。
骨がもろくなるのは、壊れる方が多いから、なんです。
β-クリプトキサンチンを摂取すると、このバランスが改善して、骨を作る力が増え、壊れる方が減る、だから骨が健康になる

ちなみに、機能性表示食品に関しては基本的に健常人を対象としており、病気の方や妊婦、子供は対象外です。
ですので、子供を対象とした研究結果のレビューではありませんが、まあ、十分なエビデンス(科学的根拠)と言えると思います。

皮ごと渡して自分で食べれる『みかん』はおやつに最高!

ビタミンCが豊富だから、お肌にいいわ~と思って食べていたみかんが、骨の健康にも役立つなんて、得した気分!ですよね。
最近の子供は外遊びの時間も少なく、骨折しやすい、と言われていますが、冬場にみかんを食べるだけで、少しはそのリスクも軽減できるかも!?
今年の冬もおやつはみかんで決まり!の我が家です。