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保育園の役員、どれが「ラク」なのか?
保育園の役員決め――子どもが年中・年長になると、ほとんどの園で避けて通れない壁ですよね。
私が通っていた保育園(マンモス園)では、年中から年長にかけて計12人前後が選出され、各役割に振り分けられていました。
特に重要なのは、「どの係が一番しんどくて、どれが比較的ラクか?」という点。
これから役員をやる予定の人や、くじ引きに備えている人に向けて、体験談ベースでまとめてみました。
各役割の内訳と仕事量【全体図】

メインの7役職(うちの場合)
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会長 1名
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副会長 1名
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書記 2名
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会計 2名
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卒アル係 2名
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交通係&イベント係 残り全員
このうち、リーダー格(=役割名がついている人)になると、やはり仕事量は多くなります。
交通・イベント係はその他のポジションで、リーダーだけがくじ引きで決められました。
一番ハードなのは「会長」【連絡の嵐】

会長の仕事内容
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園との連絡窓口
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各係の最終確認・承認
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他保護者との調整
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行事参加・代表挨拶など
仕事の量自体を「均等化」しようという意識はあるものの、実際にはすべてが「会長に確認」という流れになります。
そのため、LINEの通知が鳴り止みません。
保護者会全体LINE、執行役員LINE、卒アルLINE、年長保護者LINE・・・すべて
こんな人に向いてる
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スケジュール管理が得意
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リーダーシップがある
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園との折衝が苦じゃない
個人的には人望がありつつも、人に頼る力がある人、がベストだと思います。
自分でなんでもやっちゃう人だと、本当に仕事が増えてしまうので。
私がやっていたときは、会長さん、交通イベントリーダー、卒アル担当が特に仲良しで助け合って生きていましたw
副会長・書記・会計も負担あり【年間通して・・・】

副会長
会長の補佐役で、全体の動きがわかっていないと対応しづらいポジション。
会長と行動を共にすることも多いので、「2番目に大変」と言われることも。
ただ、会長の補佐としての仕事が多い園もあるかもしれませんが、うちの場合は年中の保護者が担当しており、どちらかというと年中役員のリーダー、の意味合いが強かったです。
書記
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会議の議事録作成
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おしらせなどの文章作成
PC作業が得意ならそこまで苦ではないかも。
ただし、結構な量のお知らせや資料作成があるので、常に全体の流れを把握していないと抜け漏れが出るので、引継ぎの際には会長の次に大変、と言われていました。
私たちの時は、ご自宅が自営業の方(あまり働いていないらしい)がやってくださいました(感謝しかない!)
会計
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行事にかかる費用管理
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レシートの集計
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年度末の精算報告
金額は大きくないけれども、「ミス厳禁」の空気感がプレッシャー。
また、提出書類が必要な園では細かい対応が求められます。
次年度の会計監査の関係で、年中保護者の役割でした。
育休中チームがやってくれました!
実はキツい「卒アル係」【写真地獄】
私はこの係を経験しました(もちろん、くじ引きで当たった!)。
「え、写真を集めてまとめるだけでしょ?」と思った方、ちょっと待ってください。
卒アル係の実務
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写真選定(子供の掲載バランス調整)
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園とのやり取り(レイアウト確認など)
- 写真屋さんとのやり取り
とにかく面倒なのが、掲載回数の公平さを保つこと。
「うちの子が少ない」とクレームが来ないよう、スプレッドシートで登場回数を徹底管理!
数年前からこの作業が大変すぎて、うちの園では2名体制に。
写真選定は年長保護者が四半期ごとに集まって選定するので、その招集や日程調整もありました。
比較的「ラク」とされる係は?
交通係・イベント係(リーダー以外)
人数が多く、1人あたりの負担が少なめ。
特に交通係は年に数回の登園時の見守りがメインで、突発対応も少ないため「狙い目」と言われています。
イベント係も過去に依頼したことのあるイベント会社からピックアップして手配するだけなので、リーダー等のくじに当たらなければ余裕。
まとめ:くじ引きに備えて心の準備を!
保育園の役員は、「どうせやらなきゃいけないもの」と割り切って、どの役が負担少なめかを事前に把握しておくだけでも気が楽になります。
おすすめの対応策
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年中で立候補してラクな係を選ぶ
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兄弟がいるなら早めに済ませる
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育休中をチャンスと捉える
そして、くじ引きで「卒アル」に当たったとしても…
「会長よりはマシ」と自分に言い聞かせて、乗り切りましょう(笑)
でも、保育園では園長先生をはじめ、先生方ともより親密になりますし、役員の方とも仲良くなれます!
おかげで顔が広がり、園の行事やその後の小学校行事でも知り合いが多くいるので楽しいですよ。